手がクリームパン日記

手がクリームパンの人の雑記です

涼宮ハルヒの直観

涼宮ハルヒの直観を読んだ。

ハルヒの新刊が出るのは俺がまだ高校生だった頃以来で、あの頃のオタク魂が震えた。

 

ザ・スニーカー30周年を記念して1号限り復活した際、書きおろしの「七不思オーバータイム」が掲載された「ザ・スニーカーLEGEND」を家にまだ置いてある。

今年の夏に友人に「もしこのままハルヒの続編が発表されなかったら、老人ホームに入ってからも『ワシはのぉ、単行本になっていないハルヒが載ったザ・スニーカーをまだ持っとるんじゃ』って言うてるかもしれん」と冗談を話していたところだった。

 

内容について少しだけ触れておくと、短編・中編・長編になっていて、前2つはこれまで雑誌に載っていたものだった。書きおろしの長編については絶対に谷川流がやりたかったことやっただけだろ!!!と思った。ハルヒシリーズというよりミステリ小説じゃないか!

 

 

いつも、ハルヒを読むたびに「この人(作者)の語彙力には勝てないな」と思わされる。俺も乱読派なのでたくさんの単語を知っている自信はあるが、漢検準1級でみたような四字熟語から外国語のことわざまで、ハルヒシリーズを読むたびになんじゃこれはと新しい単語をググることになる。その感覚も懐かしくて、新しく小説やらなんやら買い込んでしまった。

オタクとして失った熱量を取り戻した感じがした。若返りか?