ロンドンナショナルギャラリー展
ロンドンナショナルギャラリー展に行った。
家庭の事情で実家に戻らなければならなかったので、ついでに大阪展のチケットを取った。
異常者だからコロナに負けない。
美術館とか博物館は嫌いではないのだが、なんにせよ「すごい」とか「きれい」みたいな感想しか生み出さないので詳しい人と行くのがあまり得意ではない。
今回は一緒に行った友人も素人(?)だったので非常に気が楽だった。
小学生並みの感想
時代の古いものから新しいものに歴史を辿るような形で展示されており、ルネサンスの宗教画からはじまり、最後は印象派の作品まで、教科書に載っているレベルの作品を間近で観ることができた。
最初は書きこみがどんどん細かく、よりリアルな方向へ進んでいた流行りが、18世紀後半辺りから「picturesque(絵のような美)」を求めて印象派へと進んでいく過程が素人の自分にも感じることができ、ちょっと賢くなった気がした。
やはりトリを飾るゴッホのひまわりだが、近くで見ると若干不安になるレベルで黄色かった。あの黄色は南仏の太陽を表しているのだろうか。厚く塗られた油彩画の迫力を感じられた。
現代美術
また、同時開催の「コレクション2米・仏・独・英の現代美術を中心に」も無料で観覧できたので行ってきた。現代美術はマジで全くわからなくて、本当に冷やかしに行ったみたいになってしまった。まず「無題」が多すぎる。全面同じ色で塗ったキャンバスをカッターナイフで切っただけの作品とか、俺でもできそうじゃないか?
そんな中最も印象に残った作品が「ファイルを持つヒロフミ」だ。
だれこいつ。こういうやつ私大経済学部の2回生に山ほどおるやろ。
きたない長髪とヒゲでおしゃれ感出してたのに3回の終わりくらいに就活のために真面目な見た目になるやつ。
こいつが240×184.3cmの大きさでデカデカと掲げられていてマジで何が何だかわからない。
お好み焼
せっかく関西に帰ったわけだから、と思い晩飯にお好み焼を食べた。
関東にもお好み焼屋はあるが、やはり大阪で食べると美味しく感じた。